暗視スコープ初心者の方から当サイトへよく頂くご質問として多いのが、
結局どの暗視スコープがいいんですか?
オススメの暗視スコープってどれですか?
というご質問を良くいただきます。
このページではその疑問にしっかりとお答えしながら、オススメの暗視スコープをご紹介していきます。
目次
おすすめの暗視スコープの選び方
暗視スコープはユーザーそれぞれ用途が様々です。
その為、暗視スコープ選びの際に気をつけなければならない点が
用途に沿った暗視スコープを選びましょう。
という事をお伝えさせていただいています。
暗視スコープの主な用途としては、
- サバイバルゲーム
- 動物観察
- 警備
- 獣害対策
などのシーンで主に使用されています。
暗視スコープは使う人によって用途が様々です。
そして、暗視スコープ自体もそれぞれ性能や形状が様々です。
用途に沿って最適な暗視スコープを選ぶことを心がけましょう。
サバイバルゲームでおすすめの暗視スコープ(ナイトビジョン)
例えばサバイバルゲームでの場合、好みにもよりますが機動性の観点から双眼鏡よりも単眼鏡を使用される事が多いです。
価格は、メーカーや性能によって様々です。数万円〜数十万円になります。サバイバルゲームは趣味の方が殆どのため、金額的には10万円前後のものが一番人気となっています。
ご自身での予算を考慮された上で探しましょう。
MINOX(ミノックス)
【望遠倍率】 | 2.5倍 |
【対物レンズ径】 | 40mm |
【明るさ】 | F1.2 |
【増幅器】 | Gen 1+ |
【視界】 | 60~80m |
【合焦距離範囲】 | 1m~∞ |
【運用時間】 | 60時間(IRなし)/25時間(IR使用時) |
【可動温度範囲】 | -30~50℃ |
【保管温度範囲】 | 0~60℃ |
【防水性能】 | IPX4 |
【相対湿度】 | 93%まで |
【赤外照射器】 | ◯ |
【三脚座】 | ◯ |
【バッテリー】 | CR123Aリチウム電池 |
単眼鏡型ナイトビジョン スパイカメラ スパイダーズX PRO (PR-813)【製品保証書】
<商品概要>
【1】赤外線照射&輝度調節機能搭載で暗闇でも撮影可能!
【2】赤外線撮影は視認性の高い最新モノクロ映像だから見やすい!
【3】動画2サイズ、静止画3サイズから選択可能!容量・場面に応じて変更できる!
【4】もちろん普通の望遠カメラとして使用可能! 日中はカラーでそのまま記録!
【5】IPX4の防滴仕様なので、小雨や霧の中でも気にせずに使用可能!
【6】夜間の見廻りやサバゲー、生態観測、アウトドアなどに活躍します!
増倍管世代:第2.5世代相当
種別:デジタル暗視スコープ
ブッシュネル(Bushnell)
ブッシュネルも非常に人気の単眼のデジタル暗視スコープです。暗視スコープのメーカーとしても老舗で、愛用者は日本国内でも多くなっています。世代としては第2世代相当。
- 寸法 62×105×208mm
- 重量 765g
- 望遠倍率 6倍
- 対物レンズ径 50mm
- 暗視造影 解像度 第二世代相当
- 実視界 3.9°
- 見掛け視界 23.4°
動物観察でおすすめの暗視スコープ(ナイトビジョン)
動物観察では何より草むら・林の中から動物を見つけようとするシーンの場合、かなり鮮明な映像が必要になります。
最近では、熱に反応して造影化することが出来るフリアーシステムズ社のサーマル暗視スコープ等も人気となってきています。
熱に反応するので見つけるのが容易です。ただ、熱探知になりますので、一般的な暗視スコープとは少し見え方も違います。
FLIR(フリアー)フリアースカウトTK 【純正品】
このように見えます↓↓ 参考動画(英語)
付属品:ネックストラップ、レンズキャップ、USBケーブル、取扱説明書、保証書、シリアル番号登録済タグ(本体貼付)、純正品検査証、コンタクトカード
種別:サーマル暗視スコープ
FLIR(フリアー)フリアースカウト240 【純正品】
フリアースカウトTKよりも上位版の性能を誇り、人気のフリアースカウトが240です。
性能面も高いのですが、価格も倍になります。その性能の高さから業務用で利用されている方が多いです。
■主なフリアースカウト活用事例
●山林・工場・家屋や海岸・海上での防犯・監視・警備
●動物の残した足跡追跡、夜行性動物の観察
●煙、塵、薄煙の中など悪条件下での監視、救助
●漏電、水漏れなどの検知補助や見回り確認
■全天候型設計。防塵防水性能IP67。
■高解像、鮮明画像
■三脚取付可
●製品名:フリアースカウトII240
●型式:II240
●解像度(ピクセル):240×180
●視野角(FOV):24°×18°
●USBポート:○
●重量(バッテリー含):340g
●サイズ(長さ×幅×高さ):170×59×62mm
●動作環境温度:-20℃~+50℃
●検出素子:非冷却酸化バナジウム(Vox)マイクロボロメーター
●ビューファインダー:内蔵カラーVGA LCD
●バッテリー:充電式(リチウムイオン電池内蔵)
●稼働時間:約5時間
●バッテリーの充電:USBケーブルによる充電
●画像表示:ブラックハイライト、ホワイトハイライト、インスタラート(レッドハイライト)
●画像補正:コントラスト補正(DDE)
●保護構造:IP-67
●検知距離
(カメラ仕様:標準24°レンズ、人物(~1.8m×0.5m)):~350 m
●付属品:ハンドストラップ、専用ポーチ、USBケーブル、 USB用ACアダプター、レンズカバー、取扱説明書、保証書、 シリアル番号登録済タグ(本体貼付)、純正品検査証、 コンタクトカード
上記のサーマル暗視スコープは猟銃家の現場でも使用されています。
その他では、双眼鏡タイプの暗視スコープが動物観察時に人気となっています。
ブッシュネル エクイノクス ビノキュラー Z240R
ブッシュネルは定番のデジタル暗視スコープメーカーです。エクイノクスビノキュラーZ240Rはデジタル暗視スコープで、第2世代に相当します。双眼鏡のため、距離感も掴みやすく、動物観察の現場でも利用者が居ます。
【寸法】 | 175×156×71mm |
【重量】 | 621g |
【望遠倍率】 | 2倍 |
【対物レンズ径】 | 40mm |
【暗視造影】 | 解像度 第2世代相当 |
【実視界】 | 15° |
【イルミネーター】 | ◯ |
【撮影機能】 | 静止画(JPG:640×480)、動画(AVI:640×480) |
【ビデオ出力端子】 | ◯ |
【三脚取付】 | ◯ |
【防水性能】 | IPX4 |
【電源】 | 単3乾電池4本 |
【付属】 | 映像出力ケーブル、USBケーブル、専用ケース、ストラップ、取扱説明書、保証書、純正品検査証 |
警備・獣害対策におすすめの暗視スコープ(ナイトビジョン)
警備・獣害対策 の場合、用途が少し似ています。特に、必須といえるのが、録画機能でしょう。
警備・獣害の際には何か問題が起きた時、証拠として残しておくことは必須と言っても過言ではあります。
通常の暗視スコープの場合は録画機能がついておりませんので、やはり、デジタル暗視スコープ一択となってくるかと思います。
また、動物を林の中から素早く見つけるためには、暗視スコープの中でもサーマル暗視スコープがおすすめです。サーマルとは日本ではサーモグラフィーという名前で知られていますが、要は熱感知のシステムの事です。
熱感知によって、暗闇でも見ることができるのがこのサーマル暗視スコープです。獣害に関しても熱感知ができることで通常の暗視スコープよりも早く見つける事が出来ますし、実際業務レベルで利用されています。
サーマル暗視スコープでは、メーカーはフリアー(FLIR)一択です。サーマル暗視スコープといえばフリアーというほどその性能の高さから人気の商品となっています。一番人気はフリアースカウトTKです。
フリアースカウトTK
- 解像度:160×120ピクセル ビデオリフレッシュレート:<9Hz 視野角(H×V):20°×16°
- 重量:170g サイズ(長さ×幅×高さ):15.24×5.08×5.08cm
- 検出素子:非冷却バナジウム(VOx)マイクロボロメーター
- 検知距離(人物:1.8m×0.5m):約90m
- 画像補正:コントラスト補正(DDE) 保護構造:IP67
- ディスプレイ解像度:640×480ピクセル 動作環境温度:-20℃~40℃
- バッテリー:充電式内蔵リチウムイオン電池
- 稼働時間:約5時間 バッテリーの充電:USBケーブルによる充電
フリアースカウトⅡ240
フリアースカウトⅡ240はフリアースカウトTKの上位版のサーマル暗視スコープです。非常に人気ですがTKよりも値段は倍近くなります。
●製品名:フリアースカウトII240
●型式:II240
●解像度(ピクセル):240×180
●視野角(FOV):24°×18°
●USBポート:○
●重量(バッテリー含):340g
●サイズ(長さ×幅×高さ):170×59×62mm
●動作環境温度:-20℃~+50℃
●検出素子:非冷却酸化バナジウム(Vox)マイクロボロメーター
●ビューファインダー:内蔵カラーVGA LCD
●バッテリー:充電式(リチウムイオン電池内蔵)
●稼働時間:約5時間
●バッテリーの充電:USBケーブルによる充電
●画像表示:ブラックハイライト、ホワイトハイライト、インスタラート(レッドハイライト)
●画像補正:コントラスト補正(DDE)
●保護構造:IP-67
●検知距離
(カメラ仕様:標準24°レンズ、人物(~1.8m×0.5m)):~350 m
●付属品:ハンドストラップ、専用ポーチ、USBケーブル、 USB用ACアダプター、レンズカバー、取扱説明書、保証書、 シリアル番号登録済タグ(本体貼付)、純正品検査証、 コンタクトカード
フリアースカウトⅡ320
更に上位版のサーマル暗視スコープがフリアースカウト320です。値段は240よりも10万円ほど高くなります。性能はもちろん高く利用者は多いですが、値段から240もしくはTKを利用する方のほうが多いです。
フリアースカウト640
そのさらに上位版もあります。それが640です。ここまで来ると業務レベルでしか利用されていません。
解像度(ピクセル):649×512
視野角(FOV):18°×14°
SD/SDHCカードへの保存:不可
デジタルズーム:2倍、4倍
USBポート:○
重量:340g
サイズ(長さ×幅×高さ):170×59×62mm
動作環境温度:-20℃~+50℃
検出素子:非冷却酸化バナジウム(Vox)マイクロボロメーター
ビューファインダー:内蔵カラーVGA LCD
バッテリー:充電式(リチウムイオン電池内蔵)
稼働時間:約5時間
バッテリーの充電:USBケーブル
画像表示:ブラックハイライト、ホワイトハイライト、インスタラート
画像補正:コントラスト補正(DDE)
保護構造:IP-67
検知距離(カメラ仕様:標準24°レンズ、人物(~1.8m×0.5m)):~1140 m
付属品:ハンドストラップ、専用ポーチ、USBケーブル、USB用ACアダプター、レンズカバー、取扱説明書、保証書、シリアル番号登録済タグ(本体貼付)、純正品検査証、コンタクトカード、ビデオケーブル用コネクタ
まとめ
ということで、以上、用途別のおすすめ暗視スコープのご紹介でした。
近年ではサーマル暗視スコープが様々なシーンで利用されることが多くなってきています。サーマル暗視スコープといえばフリアーというほど、性能も高くファンが多いです。
暗視スコープはこれ以外にも当然様々な商品が有るのですが、ある程度、画質や造影化した時の鮮明さなどを求める場合、10万円〜という価格が最低限という業界です。
基本的には、一般の方が購入できる暗視スコープは、元々軍隊・防衛の分野から降りてきたもので、それを一般的用に改良したものですので、価格的にはやはり高額になってしまいます。
⚠ちなみに、軍隊・防衛の現場で使用されている暗視スコープは100万円〜です。また、一般の方は購入が不可能で官公庁の認可が必要となっています。
是非、暗視スコープ選びのご参考にされてみてください。